熊本地震で予備費 道路復旧に206億円

政府は4日の閣議で、「令和8年8月熊本地震」の被災地支援に、2026年度予算の予備費から242億2500万円を支出する方針を決めた。被災地自治体の要請を待たず物資を緊急輸送する「プッシュ型支援」や、熊本県による仮設住宅建設への支援、道路復旧の財源に充てる。

自然災害など不測の事態に備える一般予備費は、国会の審議を経ずに政府が使途を決められる。今回、予備費1兆円の一部を活用。高市早苗首相は、同日行われた非常災害対策本部会議で「被災地の状況に応じて、躊躇なく予備費を活用する」と述べた。

救助対応車両が通行できるようにするため、損傷した一般道路や高速道路など公共インフラの復旧費用に206億円を計上した。

内訳は直轄国道の復旧費として道路災害復旧事業50億円、NEXCO西日本管理の有料道路災害復旧事業156億円を計上。直轄国道関係では国道3号・熊本県八代郡氷川町~八代市夕葉町の路面段差と南九州自動車道・日奈久IC~水俣ICの支承破損を復旧。NEXCO西日本関係では九州自動車道・植木IC~栗野ICの路面亀裂、南九州自動車道・八代JCT~日奈久ICの橋梁損傷(妙見第1橋)の復旧に充てる。

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