吉村山形県知事が国交省へ緊急要望 「月山道路」高規格化を

[caption id="attachment_17762" align="alignleft" width="263"] 加藤政務官(当時)に要望書を手交する吉村山形県知事[/caption]

吉村美栄子山形県知事は7日、国土交通省を訪れ、事故が相次ぐ国道112号「月山道路」の高規格化を求める緊急要望を行った。

月山道路は東北横断自動車道酒田線(山形自動車道)で唯一の未整備区間となっている月山IC~湯殿山IC間の現道活用区間。同区間については高規格道路「(仮称)庄内内陸月山連絡道路」として「新広域道路交通計画」の構想路線に位置づけられており、吉村知事は「安全・安心な交通の確保に向け、早期の高規格化が必要。庄内内陸月山連絡道路の事業化に向けた調査、検討を早期に」と訴えた。

国道112号は、内陸と庄内を結ぶ大動脈とされるが、月山道路は急勾配と急カーブが連続していることから事故が発生しやすく、今夏には乗用車の転落事故が発生。過去5年間に7件の死亡事故が発生している。

冬期においては、東北地方で唯一の「チェーン規制区間」にも指定され、冬期交通の難所となっており、地域からは安全性の確保に向けた抜本的改良を求める声が多く寄せられている。

こうした状況から、2021年には東北地方整備局が策定した「新広域道路交通計画」の構想路線として、月山IC~湯殿山IC間が庄内内陸月山連絡道路として盛り込まれた。しかし、現状では事業化、整備の目途はたっていない。

吉村知事は加藤竜祥大臣政務官(当時)、寺田吉道審議官と面談し要望書を手交。加藤政務官は「整備の必要性は認識した。交通状況や事故を踏まえ、しっかり検討していく」と応じ、要望実現に取り組んでいく姿勢を示した。

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