早期全線完成に向け積極的な要望活動を 京都府の道路5団体が合同総会

[caption id="attachment_3897" align="alignleft" width="300" caption="今年度の事業計画案を採択した合同総会"][/caption]

京都府と府内26市町村で構成される京都府高速道路網整備促進協議会(会長=山田啓二京都府知事)と、京都府道路協会など4団体は10日、京都府のルビノ京都堀川で16年度総会を合同開催した。

総会には、京都府の山下晃正副知事、山崎善也綾部市長、井上正嗣宮津市長ら首長や、市・町議会議長ら関係者約84人が出席。京都府域の高速道路網の早期全線完成を図るため、積極的な要望活動の展開や、関連促進団体と連携を深め、府民らに対し広報活動を実施していくなどの今年度の事業計画案を採択した。

山下副知事は挨拶で「野田川大宮道路や新名神高速道路や関連道路も含め、安全対策をしっかりして、できるだけ早く整備を進めていただき、地方創生に活きるような道路づくりを進めたい」と述べた。

昨年度全線開通した京都縦貫自動車道に続き、今年度は山陰近畿自動車道「野田川大宮道路」、新名神高速道路「城陽・八幡間」が開通予定であり、府域の高速道路ネットワークは着実に進展しているとしながらも、いまだに完成に至っていない。このことから、▽新名神高速道路の全線開通を早期に図る▽山陰近畿自動車道の全線開通を早期に図る▽舞鶴若狭自動車道など暫定2車線にて供用する高速道路の4車線化を図るなど4項目の骨子を含む決議案は、満場一致で承認された。

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