熊本県民の熱意訴える 国交省等に要望活動 九州中央自動車道建設促進期成会

[caption id="attachment_3903" align="alignleft" width="300" caption="国交省の石川道路局長に面談する要望団"][/caption]

熊本県熊本市、御船町、嘉島町、益城町、甲佐町、山都町で構成される九州中央自動車道建設促進期成会(会長=工藤秀一山都町長)は8月4、5日の2日間、国土交通省などを訪れ、要望活動を実施した。

会長の工藤町長をはじめ、副会長の藤木正幸御船町長ら関係者約14人が参加し、九州中央自動車道の早期整備にあたっての予算確保に向け、熊本県民の熱意を強くアピールした。

4日訪問した国土交通省では、石川雄一道路局長に面談。要望団は、県内各地で甚大な被害をもたらした熊本地震や梅雨豪雨による、道路インフラの被害も深刻で、至るところの重要な幹線道路が被災し、迅速な災害復旧や被災者支援に支障を来したことなどを説明。今後、発生が危惧されている南海トラフ巨大地震などの災害発生時、救援物資や医療関係者を円滑かつ迅速に輸送するための“命の道”として、九州中央自動車道の早期整備は必要不可欠だと訴えた。

これに対し、石川道路局長は「熊本地震の際に、九州中央自動車道が完成していれば、物資輸送など、もっと違ったかもしれない」と述べた。

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