東海環状道「岐阜山県トンネル」工事着手へ安全祈願祭 18年10月の完成を目指す

[caption id="attachment_3901" align="alignleft" width="300" caption="岐阜市側坑口で行われた安全祈願祭"][/caption]

岐阜県岐阜市と山県市を貫く東海環状自動車道「岐阜山県トンネル」の工事着手に伴い、トンネルの岐阜市側坑口で8月9日、安全祈願祭が行われた。

林宏優山県市長や今岡和也岐阜市副市長、工事を請負う前田建設工業の石黒泰之執行役員中部支店長や、岐阜、山県両市の地元関係者など約90人が出席し、神事や鍬入れなどを行い、工事の無事故・無災害を祈願した。

式典で林山県市長は「当市が持つ豊かな自然環境や、岐阜市の北の玄関口としてアクセス上の地理的な利点を活かしたまちづくりや、企業誘致による産業振興など地域の発展のために一層努力していく」と挨拶。前田建設工業の石黒支店長は「トンネルの貫通、東海環状自動車道の全通は、中部地方のさらなる発展に繋がる。皆様に満足して頂けるトンネルを、無事故・無災害で完成させたい」と謝辞を述べた。

岐阜山県トンネル(延長1117㍍)は、東海環状自動車道の関広見IC(岐阜県岐阜県関市広見)~高富IC(同県山県市西深瀬)間に位置し、18年10月の完成を目指し、整備を進めている。総事業費は約45億8千万円。

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