熱気!東海環状自動車道整備促進総決起大会 西回り区間の早期整備へ思い一つ


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東海環状自動車道整備促進総決起大会が10月23日、東京・平河町のJA共済ビルで開催され、ミッシングリンクとなっている西回り区間の整備促進による早期全線開通に向けた予算の安定的・持続的な確保や、東海環状道の全線4車線化着手等を求める大会決議を満場一致で採択。大会後には古田肇岐阜県知事、鈴木英敬三重県知事ら要望団は国土交通省、財務省への提言活動を実施し、決議実現を要請した。


岐阜県、三重県の主催で行われた総決起大会は、共催団体として東海環状道路建設促進期成同盟会、岐阜県議会東海環状自動車道西回りルート建設促進議員連盟、東海環状自動車道建設促進岐阜県西部協議会、東海環状自動車道建設促進揖斐川流域市町連合、岐阜・三重県境間東海環状自動車道建設促進協議会、本巣・瑞穂・大野・神戸・東海環状自動車道建設促進協議会、東海環状自動車道三重県区間建設促進期成同盟会、東海環状自動車道岐阜県西部地域建設促進期成協議会、東海環状自動車道西濃地域建設促進期成協議会、三重県区間沿線の商工会議所・商工会(四日市商工会議所、桑名商工会議所、いなべ市商工会、東員町商工会)が共催団体に名を連ねた。参加者は地元選出国会議員も含め約220人に上り、全員「東海環状自動車道 早期全線開通」の鉢巻きを締め、大会を盛り上げた。


冒頭、主催者を代表して登壇した古田肇岐阜県知事は「交通ネットワークは地域の魅力づくり、人づくりの基盤となる。7月豪雨では東海北陸道が迂回路として利用され、災害時も活用できると実感した。東海環状道の東回り区間が開通して以来、岐阜県は企業立地で全国トップクラスを維持している。西回り区間が完成し三重県と繋がれば、更に交流人口は増え、絶大な効果が見込まれる」と挨拶。「東海環状道の整備に財政投融資が投入され大変感謝しているが、補正予算の配分とともに来年度の直轄事業予算について、これまで以上の確保を目指していきたい」と決意を語った。


続いて沿線の経済界を代表して、村瀬幸雄岐阜商工会議所会頭(十六銀行頭取)、種橋潤治四日市商工会議所会頭(三重銀行会長)が挨拶。「西回り区間や新名神が整備されれば、拠点港湾・四日市港とのアクセスが強化し、北陸や中京圏の企業の利便性は飛躍的に高まる」など、東海環状道の早期整備への期待感が表明された。


来賓挨拶では、国土交通省の工藤彰三大臣政務官をはじめ、岐阜、三重、愛知3県を代表して野田聖子衆院議員、吉川ゆうみ参院議員、藤川政人参院議員がそれぞれ登壇。熱いエールが送られたほか、小川敏大垣市長、森智広四日市市長ら沿線首長や沿線企業が意見発表を行い、「東海環状道の開通が一番の景気対策」との思いが伝えられた。


総決起大会のまとめとして、水谷俊郎東員町長が決議案を朗読。関広見IC~大垣西IC間及び北勢IC~東員IC間の前倒し開通、養老IC~北勢IC間の一日も早い開通見通しの公表に全線4車線化等を盛り込んだ「東海環状自動車道の早期全線開通に関する大会決議」が満場一致で採択された。


尾藤義昭岐阜県議会議長の発声による「ガンバロー三唱」に続いて、鈴木英敬三重県知事が「史上初めて、岐阜と三重が高速道路で繋がるまであと一歩」と閉会挨拶。「来年、新しい年号がスタートする。東海環状道によって新しい未来が見えたと思えるよう、頑張ろう」と呼びかけた。


大会後の提言活動では国土交通省の石井啓一大臣、森事務次官、財務省の太田主計局長と面談。大会決議を受け、石井国交相は「東海環状道は非常に重要な道路」と述べ、前向きに取り組んでいく姿勢を強調した。

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