会津地区東北横断自動車道建設促進期成同盟会と東北横断自動車道(会津坂下~新潟間)促進期成同盟会が総決起大会

[caption id="attachment_7243" align="alignleft" width="300" caption="総決起大会で挨拶する室井会津若松市長"][/caption]

会津地区東北横断自動車道建設促進期成同盟会(会長=室井照平福島県会津若松市長)と東北横断自動車道(会津坂下~新潟間)促進期成同盟会(会長=神田敏郎新潟県阿賀町長)は、10月31日に福島県会津若松市内の会津若松ワシントンホテルで「磐越自動車道4車線化促進総決起大会」を開催した。4車線化促進に向けて両同盟会が初めて連携した大会に福島県と新潟県の首長ら約70人が集まった。

冒頭、室井市長は「県の垣根を越えて共に手を携えながら一日も早い完全4車線化の実現に向け、国等によりいっそう強く働きかけていく」と力強く挨拶した。

また神田町長は「磐越道は東日本大震災時には緊急輸送路として復旧支援や支援物資の搬送に大きな役割を果たし、福島県復興計画にも位置づけられている重要な物流経路である。会津若松~新潟中央間の早期4車線化の整備を求める」と決議文を読み上げた。

磐越道は日本海側と太平洋側を結ぶ国内唯一の高速道路として1997年10月1日に全通。4車線化の整備はいわき側から段階的に進められてきたが、会津若松IC~新潟中央JCT間は暫定2車線が残されたままとなっている。工事や点検で通行止めが多いうえ、反対車線への飛び出しによる重大事故も発生しやすく安全性や走行性、大規模災害時の対応等に大きな課題が顕在化している。

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