山梨県富士吉田市とNEXCO中日本八王子支社は、10月26日、東富士五湖道路で新設工事を進めている「(仮称)富士吉田南スマートIC」が21年度内に開通する見通しであると発表した。(仮称)富士吉田南スマートICは、16年度から事業を開始し、富士吉田ICから4・4㌔、山中湖ICから4㌔の位置に、本線直結型のスマートICとして新設する。
整備効果として、世界文化遺産登録された富士山構成資産「北口本宮冨士浅間神社」、「忍野八海」をはじめ、年間入込客数が100万人を超える観光施設へのアクセス性が向上し、観光客誘致が期待される。また、市内交通の円滑化や高速道路への所要時間短縮、滞在時間や滞在スポット数の増加が見込まれ、観光振興に寄与する。
また、市域南東側地域等で広域ネットワークへのアクセス性が向上することにより更なる企業誘致が期待される。