宮崎県と都城市、NEXCO西日本は先月10日、宮崎県内初のスマートICとなる宮崎自動車道の山之口(やまのくち)スマートICが、9月24日午後3時に開通すると発表した。
山之口スマートIC(宮崎県都城市山之口町)は、都城ICから5.0㌔、田野ICから16.1㌔地点に設置され、山之口SAに直結。ETC搭載の全車種、全方向、24時間利用可能。上りのアクセス道路は、市道山之口SA南通線、下りは同北通線。13年6月に連結許可され、同年7月工事着手。総事業費は約15億円。
今回の開通で、高速道路へのアクセスが向上し、宮崎ICから30分圏内が約3倍、40分圏内が約2倍に拡大。住民生活の利便性の向上に寄与する。宮崎方面から、都城インター工業団地までの所要時間が約5分短縮。物流の効率化・高速化が図られ、輸送コストの圧縮、企業誘致、雇用創出、6次産業化の推進等が期待されるほか、山之口総合支所から宮崎大学病院までの搬送時間が約18分短縮し、救命率の大幅な向上などの効果も期待される。
山之口スマートICから、宮崎ICまでの通常通行料金は、普通車920円、大型車1420円。