東関東道・鉾田~茨城空港北間が2月3日開通 早くも「潮来~鉾田早期開通」の声


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東関東自動車道を南伸させる鉾田~茨城空港北間(延長約8.8㌔)は3日、前日の降雪とは打って変わった青空の下開通した。NEXCO東日本関東支社主催により茨城県鉾田市内で催された開通式典及びセレモニーには、石井啓一国土交通相、額賀福志郎衆議院議員、岡田広参議院議員、藤田幸久参議院議員の地元選出の国会議員をはじめ、地域を代表して大井川和彦茨城県知事、岸田一夫鉾田市長、小林宣夫茨城町長らが来賓として出席した。


式典は鉾田市の旧徳宿小学校で開催し、NEXCO東日本の廣瀨博社長が冒頭、農産物輸送の利便性や観光の活性化、災害時のリダンダンシー、救急医療活動の支援といった開通効果を紹介した後、昨年有料道路事業化された更なる南伸区間、潮来~鉾田間(延長約31㌔)の早期開通に向け、「本線工事契約を結んだ」ことを報告。早期開通へ全力で取り組む姿勢を示した。


これを受け、石井国交相も「北関東と首都圏を結ぶ広域ネットワークを形成する重要路線。地域産業が大いに活性化し、農畜産業や観光の活性化等さまざまな効果を期待している。地域の皆様に協力を頂きながら、全通を目指したい」と挨拶した。


地域の代表である大井川茨城県知事は、1月にチャーター便の契約を台湾のLCCと結んだことを紹介。「県として全力で全通へ努力したい」と意気込みのある挨拶を述べた。


さらに、額賀衆議院議員、岡田参議院議員、藤田参議院議員も「残る31㌔区間の完成に全力を挙げる」と挨拶。藤田議員は、医師不足が問題となっている茨城県の南東部・鹿行地域について触れ「東関東道が全通すれば、地域医療の改善が期待される。平時・有事ともに地域生活にとって二重・三重にも意味のある開通だ」と強調した。


工事報告では、事業の陣頭指揮を執ったNEXCO東日本水戸工事事務所鈴木雄吾所長が、メロンの出荷量が1位の鉾田市にちなみ、鉾田料金所をメロンの色であるグリーンを基調としたデザインであること等の特色に加え延べ7回・200人が参加した現場見学会を開催し、開かれた現場づくりに努めた様子を報告した。


鉾田ICに場所を移して行われたセレモニーでは、来賓と関係者が揃って鋏入れと久寿玉開きを実施。通り初めでは、開通を祝して大洗高校マーチングバンド「Blue-Hawks」によるマーチングでの通り初めを皮切りに、隣接する百里基地の航空自衛隊機2機が鉾田ICから茨城空港北IC上空を高速道路に沿って編隊飛行。


その後、「茨城県鉾田市産の美味しい野菜お届けだっぺよ!」と大きく描かれたJA茨城旭村の大型トラックなど約50台の車両が車列を組んで茨城空港北ICへ走り出し、物流効率化や産業の振興がアピールされた。セレモニーには、地元住民ら約600名が参加し、東関東道に対する地元の大きな期待が感じられた。

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