首都高中央環状線 堀切~小菅JCT間、板橋~熊野町JCT間 4車線化で供用へ

首都高速道路は7日、中央環状線の渋滞解消に向け、3車線から4車線化の整備を進めていた、堀切~小菅JCT間(内回り)約0・6㌔を今月25日午前5時から、板橋~熊野町JCT間(内回り・外回り)約0・5㌔を3月18日午前5時から、供用を開始すると発表した。なお、堀切~小菅JCT間(外回り)は、01年3月に4車線化が完了している。

板橋~熊野町JCT間は上下2層構造になっているため、4車線化工事に際し、上層を支える柱が支障となっていた。そこで一回り大きな橋脚で既設の橋脚を挟み、その後、既設の柱を撤去する新技術「サンドイッチ工法」を採用した。

今回の4車線化により、合流部での車線減少が解消され、スムーズに車線変更ができるようになるなど、走行性の向上が期待されるほか、合流部を先頭とする渋滞の緩和や定時性の確保、JCT間の事故の6割を占める車両接触事故や、約3割を占める追突事故の減少が期待される。

なお、引き続き、4車線化が完成するまでは、工事による車線規制を実施していく。

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