栃木県知事「宇都宮以北の6車線化を」 東北縦貫道、県スマートIC要望で

[caption id="attachment_12907" align="alignleft" width="300"] 福田栃木県知事が石井国土交通副大臣に要望書を手交[/caption]

栃木県東北縦貫自動車道拡幅整備促進期成同盟会と栃木県スマートIC・追加IC整備促進協議会の会長である福田富一栃木県知事は、東北縦貫道の機能強化を目的に、石井浩郎国土交通副大臣と由木文彦NEXCO東日本社長へ、渋滞が著しい東北道・宇都宮IC以北の6車線化とスマートICの整備支援等を訴えた。

今回の要望は、大規模災害が頻発化・激甚化している状況を踏まえ、重要物流道路に指定されている東北自動車道を基軸とした強靱で信頼性の高いネットワーク構築を求めるもの。拡幅期成同盟会としては、東北道・上河内SA付近、矢板北PA付近等への付加車線設置、宇都宮IC以北の県内6車線化計画の早期策定、スマートIC設置に係る事業推進とアクセス道路の整備支援を訴えた。

一方、スマート・追加協議会は、事業中の大谷、都賀西方、下野、足利の4カ所の整備促進とともに、壬生PAスマートICの新規事業箇所の採択に向けた準備段階調査の推進を求めた。

要望に応じた石井副大臣は「足利スマートICについてアクセス道路の整備も遅れを取らないよう必ずやらなければならない、壬生PAスマートICについても準備段階調査をしっかり進めていく」と話し、由木社長は「栃木県内事業中の4つのスマートIC、東北道機能強化についてしっかりと取り組んでいきたい」と理解を示した。

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