沿線住民が長崎山梨県知事に 要望書と署名を手交

[caption id="attachment_11623" align="alignleft" width="300"] 長崎山梨県知事に要望書を手渡す北杜女性みちの会の小宮山会長[/caption]

中部横断自動車道・長坂~八千穂間の沿線住民と各種団体は8月23日、山梨県庁を訪問し、基本計画区間のままとなっている同区間の早期開通と、IC設置位置に関する要望書と地域住民約460人分の署名を、長崎幸太郎知事に手渡した。

要望には、同区間の沿線に位置する北杜市高根町の清里、長沢、堤3地区の住民や、市商工会女性らで構成する北杜女性みちの会(小宮山ひろみ会長)、北杜市観光協会など約10人が出席。

小宮山会長は「長坂~八千穂間の開通は長年の悲願。地域の産業や経済などの振興・発展に大きな活力を与える重要な道路であり、災害時は命の道として計り知れない効果が見込まれる。早期着手をお願いしたい」と訴えた。また、国が計画している県側に2カ所設置予定のICについては、各3地区にICを設置するよう求めた。

長崎知事は「長坂~八千穂間の開通は県にとっても、日本全体にとっても重要な事業。3地区それぞれの人が納得出来るようにしていきたい」と述べ、県と地域が一体となって地元の熱意を国に伝えていくことを確認した。

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