[caption id="attachment_10289" align="alignleft" width="300"] 根本厚労相らも参加し行われたテープカット。アクセス向上に期待も高まる[/caption]
福島県郡山市とNEXCO東日本郡山管理事務所が整備を進めていた東北自動車道・郡山南IC~郡山IC間の「郡山中央スマートIC」が13日午後3時に開通した。
開通に先立ち、郡山中央スマートIC下り線(同市片平町字庚但原)で開通式が開催され、来賓の根本匠厚生労働大臣、森まさこ参院議員や佐藤政喜市議会議員、主催の品川萬里郡山市長、NEXCO東日本の松崎薫常務執行役員東北支社長など関係者約80人が出席し、テープカットやくす玉開披を行った。
品川郡山市長は挨拶で「市街地等へのアクセス性の向上や渋滞緩和に貢献するとともに、県中県南地域唯一の第3次救急医療施設への緊急救命輸送や、災害発生時の支援活動等の円滑化が図られるものと期待している」と述べた。
郡山中央スマートICは、郡山ICから4・6㌔、郡山南ICから4・1㌔の郡山市の中心部近くに位置し、ETC搭載車全車種が24時間利用可能な一旦停止型のフルインター形式。市内では、磐越道の郡山東IC以来24年ぶりの5カ所目のICとなる。
今回の開通により、市街地へのアクセス性の向上、救命率の向上、災害時の物資輸送・人的支援活動の円滑化が期待される。
郡山中央スマートIC~福島西IC間の通常通行料金は、普通車1310円、大型車2050円。1日当たり約2千台の利用を見込む。