[caption id="attachment_10323" align="alignleft" width="300"] 安八スマートIC完成予想図[提供:NEXCO中日本][/caption]
岐阜県安八郡安八町(堀正町長)とNEXCO中日本名古屋支社は13日、名神高速道路の大垣IC~岐阜羽島IC間に設置を進めていた「安八スマートIC」(岐阜県安八郡安八町中)を、3月24日午後4時に開通すると発表した。県内で3カ所目のスマートICの開通となる。
安八スマートICは、ETC搭載車の全車両が名古屋方面、大阪方面の出入り全方向、24時間利用できる。主なアクセス道路は、町道・南長田坊野1号線。13年6月連結許可、16年5月に工事着手。当初予定総事業費は約43・4億円。
大垣IC~岐阜羽島IC間の6・8㌔が、安八スマートICの開通により、大垣ICから同スマートIC間が3・3㌔、同スマートICから岐阜羽島IC間が3・5㌔になり、高速道路への利便性が向上し、既存企業の発展や企業誘致の促進、雇用拡大など、地域活性化に向けての支援が期待される。
また、高速道路への交通転換が図られ、特に、安八町周辺地域では、朝夕の通勤時間帯に渡河部への交通が分散することにより、所要時間の短縮や主要渋滞ポイントの解消が期待される。さらには、災害や緊急時における緊急避難経路の確保など、同地域の迅速な復興支援が期待される。
安八スマートIC~東名高速道路・名古屋IC間延長46・1㌔の通常通行料金は、普通車1390円、大型車2180円。