「出水阿久根道路」野田~阿久根北間 12月19日に開通へ

南九州西回り自動車道「出水阿久根道路」(延長14.9㌔)のうち、野田IC~阿久根北IC間(延長4.0㌔)が12月19日に開通する。これまで15年度の開通を目標に整備を進めていたが、用地買収や工事が順調に進んだことから、開通時期が3カ月短縮した。開通時間、式典は詳細が決まり次第発表。

今回の開通で、鹿児島県出水市に、初めて高速道路が通る。今回開通する区間は暫定2車線、出水阿久根道路の総事業費は、約555億円。

出水市や阿久根市、薩摩川内市の南九州西回り自動車道沿線では、開通とともに企業立地が増加。薩摩川内都~串木野間が開通した06年から、15年までに約32社増加している。

また、今年8月、マルハニチロ物流とマルハ物流サービス九州は出水市と立地協定を締結。16年9月に操業開始を予定しており、今回開通区間も含め、「出水阿久根道路」の開通で、広域ネットワークが形成され、地域経済のさらなる活性化が期待される。

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