「早期完成は地域の悲願」採択後、関係機関へ要望活動/三遠南信道路建設促進期成同盟会総会

[caption id="attachment_2012" align="alignleft" width="300" caption="更なる促進に向け決意を語る阿部会長(長野県知事)"][/caption]

三遠南信道路建設促進期成同盟会(会長=阿部守一長野県知事)は6月23日、千代田区平河町の都道府県会館で15年度通常総会を開き、事業中の飯喬道路、青崩峠道路、佐久間道路、三遠道路の早期開通を求める総会決議案を満場一致で採択した。

牧野光朗飯田市長の開会の辞に続き、登壇した阿部会長は「三遠南信道路は命の道、生活の道として、大きなストック効果を生み出すものであり、早期完成は地域の悲願」と挨拶。「地方創生を実現し、人口減少に歯止めをかけるためにも、県境を越えた広域連携を可能とする三遠南信道路の整備は急がなければならない」と、一層の促進に向け決意を語った。

来賓には長野、静岡、愛知3県選出の国会議員が多数駆けつけ、「地方創生元年の中、三遠南信道路ほどインパクトのある道路はない」(宮下一郎財務副大臣)など、全線完成に向け熱いエールが送られた。

最後に事業中道路の整備促進のほか、水窪IC~佐久間IC間について環境影響評価等を進め早期事業化を図ること、現道活用区間の整備財源について確実に確保すること等を盛り込んだ決議案を採択。関係機関への要望活動を実施した。

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