「東駿河湾環状道路」三島塚原~函南塚本間開通1周年記念「未来づくり」テーマにシンポジウム

東駿河湾環状道路の三島塚原IC~函南塚本IC間(延長6.8㌔)開通1周年を記念し、「伊豆縦貫自動車道による県東部・伊豆地域の未来づくり」をテーマとしたシンポジウムが11日、静岡県の函南町文化センターで開催された。

 シンポジウムには、栗原裕康沼津市長や豊岡武士三島市長、楠山俊介下田市長ら県東部・伊豆地域の首長9人を含む約450人が参加。開通による効果を共有するとともに、そうした効果を広げていくための方策、県東部・伊豆地域の将来像について議論した。開催挨拶で楠山市長は「伊豆地域の住民、観光客にとって多大な利便性の向上となり、各方面で効果が発現している。今後も伊豆縦貫道の早期全通に向け、一丸となって推進への地域力醸成を図る」と述べた。

 続いて、観光・漁業、商業などの団体関係者が、「東駿河湾環状道路と伊豆縦貫自動車道の効果と期待」をテーマに提言・意見発表。マックスバリュ東海の神尾啓治社長は「長泉町から函南町への配送時間が約半分になり、商品配送の安定化、効率化が図られる」と述べ、南伊豆町観光協会の杉本育男会長は「経済効果が現れており、全通した時の効果に期待が膨らむ。全線開通は地方創生への早道であり、心の道でもある」と開通効果を述べるとともに、早期全線開通を切願した。

 また、首長らによるパネルディスカッションでは、伊豆縦貫自動車道建設促進期成同盟会の田中豊会長が「伊豆縦貫道は、伊豆南部地域の人口減少問題の解決に寄与するとともに、医療、観光、防災で根幹をなすインフラ。行政の枠を超えて伊豆の一体感を高めていくことが必要だ」と決意を述べた。シンポジウムの最後には、首長らによる「静岡県東部・伊豆・地域創生『絆』宣言」が行われ、地域が一体となった取組の推進について確認した。

 会場内外では、14市町や観光協会が観光PRブースを設け、地域の魅力を伝えるとともに、地域の名産品や特産品を販売。各地のゆるキャラも応援に駆けつけ、多くの来場者で賑わった。

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