「道路政策の質の向上に資する技術研究開発」-新道路技術会議が研究課題募集ー

国土交通省が設置している新道路技術会議(委員長=前川宏一横浜国立大学大学院教授)は、道路をよりよくするための技術研究課題「道路政策の質の向上に資する技術研究開発」を12月21日まで募集している。

6日に開催された第35回新道路技術会議において、19年度から3年以内で道路政策の課題解決を目指す技術研究課題を研究者から広く募集することとし、10の政策領域に関する4つの公募タイプに該当するものを対象としている。

政策領域は①新たな行政システムの創造、②道路ネットワークの形成と有効活用、③新たな情報サービスと利用者満足度向上、④コスト構造改革、⑤美しい景観と快適で質の高い道空間の創出、⑥交通事故対策、⑦防災・災害復旧対策、⑧道路資産の保全、⑨沿道環境、生活環境、⑩自然環境、地球環境。

公募タイプはⅠ:政策実現型(現在の道路行政の重点課題の解決に資する研究)、Ⅱ:技術ブレイクスルー型(技術的課題の画期的な解決を目指す研究)、Ⅲ:新政策領域創造型(政策横断的な視点から道路行政の新たな政策領域を提案する研究)、Ⅳ:特定課題対応型(道路行政における社会的なニーズ等を踏まえた特定の政策課題に対応した研究)。

募集要領及び提案様式は国土交通省道路局HPからダウンロードできる。

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