スマートインターチェンジ 3月に開通ラッシュ


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年度末を迎え、地域活性化に大きく寄与するスマートICの開通が続々と予定されている。名古屋市内初のスマートICとなる東名高速道路の「守山スマートIC」(3月24日)のほか、長崎自動車道の「木場『こば』スマートIC」(3月18日)、山陽自動車道で「沼田PAスマートIC」(3月21日)と「福山SAスマートIC」(3月31日)の2カ所の開通が高速会社より発表された。

■木場スマートIC(写真上)

長崎県大村市(園田裕史市長)とNEXCO西日本は1日、長崎自動車道の大村IC~諫早IC間で整備を進めている「木場『こば』スマートIC」を3月18日午後3時に開通すると発表した。

長崎自動車道の大村IC~諫早IC間は12・1㌔と距離が長かったが、木場スマートICの開通により大村IC~同スマートIC間が3・6㌔、同スマートIC~諫早IC間が8・5㌔となり、高速道路が使いやすくなる。車長12㍍以下の全車種、全方向、24時間利用可能。アクセス道路は、市道上久原芋掘手線。

木場スマートICは、12年4月17日に国土交通大臣から大村市長に対し連結許可、同年5月17日工事着手。17年1月11日、名称を木場スマートICに決定した。総事業費は約34億円。

今回の開通により、諫早ICから長崎医療センターへの所要時間は、国道34号経由より24分、大村IC経由より10分短縮し、救急医療施設へのアクセスが向上するほか、大村市南部の観光・集客施設等へのアクセス向上などが期待される。また、災害や事故等で国道34号が通行不能になった場合でも、県内外から防災拠点施設への確実なアクセスが確保され、円滑な災害活動を支援するなどの整備効果が期待される。

木場スマートIC~大宰府IC間の通常通行料金は、普通車3050円、大型車4920円。

■沼田PAスマートIC(写真上から2段目)

広島県広島市(松井一實市長)とNEXCO西日本中国支社は2日、山陽自動車道・沼田PAで整備を進めるスマートICの名称を「沼田PAスマートIC」に決定し、3月21日午後3時に開通すると発表した。

沼田PAスマートICは、山陽自動車道・広島IC~五日市IC間の広島ICから5・6㌔、五日市ICから4・9㌔の沼田PAに接続し、上り線は広島市安佐南区伴東五丁目、下り線は同伴東町に設置される。対象車種は、車長6㍍以下の軽自動車等及び普通車(同社料金車種区分に限る)で、24時間利用可能。総事業費は約18億円。

沼田PAの利用については、上り線は沼田PAスマートICから高速道路へ流入する場合は利用は不可、一般道へ流出する場合は利用可能。下り線は、同スマートICから高速道路へ流入する場合は利用可能、一般道へ流出する場合は利用不可。

今回の開通により、沼田PA周辺地域から高速道路へのアクセスが飛躍的に向上し、県北部、東部、西部地域への所要時間が短縮するとともに、広島市都心部への定時性、速達性も向上。また、観光施設へのアクセスが向上し、来園者の増加が見込まれ、地域活性化に貢献するほか、救急医療機関へのアクセス向上により、救急搬送時間の短縮、定時性が確保され、救命率の向上などが期待される。

沼田PAスマートIC~岩国IC間(延長41・4㌔)の通常通行料金は普通車1670円、軽自動車等1520円。

■守山スマートIC(写真上から3段目)

愛知県名古屋市(河村たかし市長)とNEXCO中日本名古屋支社は1日、東名高速道路の守山PAに設置を進めていた名古屋市内初のスマートICとなる「守山スマートIC」を、3月24日午後3時に開通すると発表した。

守山スマートIC(愛知県名古屋市守山区)は、東名高速道路の名古屋IC~春日井IC間(延長12・1㌔)の名古屋ICから8・1㌔、春日井ICから4㌔地点の守山PAに設置。アクセス道路は市道志段味環状線。ETC搭載の全車両、東京、京都方面の出入り全方向、24時間利用可能。

09年6月、国土交通大臣から名古屋市長に対し連結許可、翌年6月都市計画決定、14年10月工事着手。総事業費は約50億円。

今回の開通により、志段味地区の広域ネットワークへのアクセス性が向上し、高速道路が利用しやすくなるとともに、なごやサイエンスパークなどへの所要時間短縮や知名度向上により、名古屋市北東部地域の広域交流の活性化、地域の産業振興・観光振興が期待される。また、名古屋IC周辺の県道や春日井IC市周辺の国道19号の渋滞が緩和され、交通円滑化により周辺地域のCO2などの排出量が削減され、大気環境が改善することが期待される。

守山スマートIC~東海北陸道・岐阜各務原IC間の通常通行料金は、普通車1210円、大型車1880円。

■福山スマートIC(写真下(上り線))

広島県福山市(枝広直幹市長)とNEXCO西日本中国支社は2日、山陽自動車道で整備を進めていたスマートICの名称を「福山SAスマートIC」に決定するとともに、3月31日午後3時に開通すると発表した。

福山SAスマートICは、山陽自動車道の福山東IC~福山西IC間(延長16・9㌔)のほぼ中央に位置(広島県福山市津之郷町大字津之郷)する。対象車種は、車長6㍍以下の軽自動車等と普通自動車(同社料金車種区分に限る)で、午前6時~午後10時まで利用可能。総事業費は約11億円。

福山SAの利用については、上り線の福山SAスマートICから高速道路に流入する場合は同SAの利用は可能で、同スマートICから一般道へ流出する場合は利用不可。下り線の同スマートICから高速道路へ流入する場合は、利用不可、同スマートICから一般道へ流出する場合は利用が可能となる。

今回の開通により、高速道路ICの選択肢が広がり、商業・レジャー・行政関係が集中する福山市中心部等の利便性向上が期待されるほか、特に西方面への交通が福山東ICから転換することで、国道182号における交通の分散が期待される。また、福山市民病院への救急搬送時間が大きく短縮できる区域が生じ、防災基地である福山SAから被災箇所に直接出動することや支援物資を避難所へ円滑に配送することが可能になり、防災基地としての機能が向上するなどの整備効果が期待される。

福山SAスマートIC~倉敷IC間の通常通行料金は、普通車1440円、軽自動車等1180円。
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