11月17日開通へ 三遠南信道「飯喬道路」天龍峡~龍江間 天龍峡ICで開通式を開催 観光・産業等の活性化に期待

国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所はこのほど、三遠南信自動車道・飯喬道路(延長22・1㌔)のうち、天龍峡IC~龍江IC間(延長約4㌔、2車線)を11月17日午後3時に開通すると発表した。開通に先立ち、午前10時半から天龍峡IC駐車場で開通式を開催する。

今回の開通により、飯田山本IC~飯田上久堅・喬木富田IC間(延長14・6㌔)が連続で通行可能になる。

飯喬道路は、三遠南信自動車道(延長約100㌔)の一部を構成し、観光・産業等の地域活性化や安全・安心の確保などが期待される道路。今回の開通で、三遠南信自動車道は現道改良区間を含め、約59㌔(約6割)が開通する。

長野県飯田市は最大の観光地である天龍峡を中心に各地区の特産を活かした周遊観光の促進に取り組んでおり、開通により更なる観光活性化が期待される。また、龍江IC~中央道(飯田山本IC)の所要時間が16分から10分と約4割短縮し、龍江IC付近の飯田市が造成している新産業団地の更なる産業活性化が期待される。

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