三重県に整備中 全国初の民間施設直結SIC「多気ヴィソンスマートIC」21年度春に開通の見通し

多気町、三重故郷創生プロジェクト、NEXCO中日本名古屋支社は、整備を進めている全国初の民間施設直結スマートICの正式名称を「多気ヴィソンスマートIC」に決定し、21年度春に開通する見通しであると発表した。今回の事業は17年12月に国土交通省が整備方針を認定、18年7月に(仮称)多気スマートIC協議会設立、同年8月に国土交通大臣から多気町長に対し連結許可、その後NEXCO中日本が整備を進めていた。

同スマートICは宿泊施設や温浴施設、商業施設、産直市場などが一体となった大規模な複合リゾート施設「VISON(ヴィソン)」に伊勢自動車道上り線(名古屋方面)出口から直接アクセスすることができ、ETC車載器搭載の全車種が24時間利用可能。多気町によると「スマートIC開通に合わせて同時開業予定」とのこと。今開通により、「VISON」へのアクセス時間が約4分(約3㌔)短縮され、アクセス性が向上するとともに利用ICが分散され、交通の集中が緩和される。

沿線地域は、伊勢・志摩地域などの周遊観光の一環に組み込まれることで、更なる集客増加が期待され、広域的な地域経済の活性化につながる。また、VISONを拠点とした、広域交通と地域交通を連結する観光プラットフォーム(バスターミナル)の整備により地域の観光産業を支援。

当該地域では、「南海トラフ地震被害想定」において震度6強の大きな揺れが懸念されており、VISONでは災害時における避難場所の提供やICにおける輸送拠点などの機能を計画している。周辺地域から防災拠点へのより迅速で確実なアクセスのため、防災拠点へ直結するスマートICの整備が期待される。

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