中央道「富士吉田西桂スマートIC」4月15日に開通(東京方面) 富士山噴火に伴う防災対応等に期待

[caption id="attachment_6479" align="alignleft" width="300" caption="テープカットで開通を祝った"][/caption]

山梨県とNEXCO中日本八王子支社が整備を進めてきた中央自動車道の「富士吉田西桂(ふじよしだにしかつら)スマートIC」東京方面が、15日午後3時に開通した。県内でスマートICの開通は双葉、笛吹八代に続き3カ所目となる。河口湖方面は、5月に開通する予定。

「富士吉田西桂スマートIC」は、都留IC~河口湖IC間の都留ICから約9・6㌔、河口湖ICから約6・7㌔地点に設置され、ETC搭載車の全車種が24時間利用可能。一旦停止型のフルIC、本線直結型。総事業費は約42億円。

富士吉田市環境美化センターで開催された開通記念式典には、後藤斎山梨県知事をはじめ、堀内茂富士吉田市長、小林千尋西桂町長など関係者約70人が出席し、テープカットで開通を祝った。後藤知事は「富士北麓地域へのアクセスが向上し、観光客の一層の増加と共に、この地域一体の周遊観光にも活用されることが見込まれる。また物流の効率化をはじめ、経済活動の活性化が図られるなど整備効果を大いに期待している」と挨拶した。

県とNEXCO中日本によると、1日当たり2400台の利用を見込んでいる。今回の開通により、国道139号の渋滞緩和や富士山の噴火に伴う防災時対応や緊急輸送道路としての利用などが期待される。

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