中部横断道 山梨~静岡間 29日の全通控え 長崎山梨県知事難工事をねぎらい

[caption id="attachment_11396" align="alignleft" width="300"] 7月28日、身延町区間の工事現場を視察した長崎山梨県知事。待望の全通に「経済に大きなプラス」[/caption]

山梨県の長崎幸太郎知事は7月28日、中部横断自動車道の山梨~静岡間 (延長約74㌔)が今月29日に全線開通することに先立ち、身延町区間の工事現場を視察した。

長崎知事は、身延山IC~下部温泉早川IC区間のトンネルなどの構造物を確認。道路を管理する国土交通省甲府河川国道事務所の担当者から、もろい地盤でのトンネル掘削の難工事や、工事の進捗状況の説明を受けた。29日に開通する南部IC~下部温泉早川IC間は、難工事により当初予定の17年度から3度にわたり開通見通しが延期されていた。

長崎知事は「本当に大変だっただろうね。世紀の難工事であったことを実感した」とねぎらいの言葉を述べ、「全線開通は、山梨県の経済に大きなプラスになることは間違いないだろう」と期待感を示した。

目前に迫った開通を受け、同省甲府河川国道事務所では特設ページを開設、中日本エクシス静岡支店とクシタニが観光プロモーション動画を作成しFacebookやYouTubeなどで配信するなど、観光促進を狙い様々な取り組みが始まっている。

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