中部縦貫道の早期整備促進へ 西川福井県知事が要望活動 稲田政調会長に重要性訴え

[caption id="attachment_3130" align="alignleft" width="300" caption="稲田自民党政調会長に要望書を手交する西川福井県知事"][/caption]

西川一誠福井県知事は4日、中部縦貫自動車道の整備促進を求める要望を行った。当日は仲倉典克県議会議長、岡田高大大野市長らも同行し、北陸自動車道や東海北陸自動車道等と一体的に機能し広域ネットワークを構成する中部縦貫自動車道の重要性を訴えた。

西川知事ら要望団は稲田朋美自民党政調会長、山崎正昭参議院議長を訪問、要望書を手交した。

西川知事は、全線開通から1年を経過した舞鶴若狭自動車道において観光入込客の増加、雇用拡大など高いストック効果を示している現状、更には太平洋側で大規模災害が発生した際の代替路として中部縦貫自動車道は必要不可欠であり、県内でも早期整備を求める声が強くなっていることから、大野油坂道路の大野~油坂間35㌔の22年度までの全線開通や、永平寺大野道路の永平寺~上志比間5.3㌔の1日も早い開通を要望。うち用地取得率が9割を超えている大野東~和泉間の開通年度の早期公表を求めた。

これに対し、稲田政調会長は「精一杯頑張る」、山崎参議院議長は「地元の事情はよく分かっている」と応じた。

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