中部縦貫道・主要幹線道路整備促進と除雪の財政支援など 石川道路局長訪ね要望活動

[caption id="attachment_6240" align="alignleft" width="300" caption="石川道路局長に要望書を手交する福井県と沿線の首長ら"][/caption]

福井県と沿線の首長らは2月9日、国土交通省の石川雄一道路局長を訪問し、中部縦貫自動車道・主要幹線道路の整備促進、除雪に対する財政支援に関する要望活動を実施した。

要望には、藤田穣福井県副知事、岡田高大大野市長、渕上隆信敦賀市長が参加し、石川道路局長へ要望書を手交した。

中部縦貫自動車道の整備促進に関する要望では、「大野油坂道路」(延長35㌔)を北陸新幹線敦賀開業に合わせた22年度末までの全線開通、大野東~和泉間の開通年度の早期公表、和泉~油坂間の残る用地取得を進め、取得が完了した区間の工事着手を訴えた。また、国道8号福井バイパスおよび福井・石川県境区間の4車線での早期完成、国道8号南越前町・敦賀市間の早期事業化などを要望。そのほか、今冬、県下全域で記録的な大雪に見舞われ、甚大な被害を受けたことから、除雪に対する財政支援についても要望した。

これらの要望に対し石川道路局長は、中部縦貫自動車道の早期整備については「用地取得が順調に進んでいるので、工事も全力で進めていきたい」と述べ、今般の大雪については「24時間体制で除雪対応したが、流入車両対策など今回の経験を踏まえ、今後に活かしていくことが重要だ」と述べた。

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