九州中央道 五ヶ瀬高千穂道路・五ヶ瀬東~高千穂間で着工式 鍬入れで延伸への願い

[caption id="attachment_12060" align="alignleft" width="300"] 五ヶ瀬町総合公園Gパークで行われた着工式[/caption]

熊本県と宮崎県を結ぶ九州中央自動車道(延長約95㌔)の一部を構成する五ヶ瀬高千穂道路・五ヶ瀬東IC~高千穂IC間(延長9・2㌔)の着工式が6日、五ヶ瀬町総合公園Gパーク(宮崎県西臼杵郡)で開催された。

着工式には、河野俊嗣宮崎県知事や原田俊平五ヶ瀬町長、甲斐宗之高千穂町長ら沿線首長、中野一則宮崎県議会議長、国土交通省の藤巻浩之九州地方整備局長、県選出国会議員、「五ヶ瀬町道づくりを考える女性の会」の周防五月会長ら関係者約50人が出席した。

五ヶ瀬高千穂道路は、2018年に事業着手し、これまでに測量設計、用地買収を進めていた。開通すれば、災害時の第一次緊急輸送路の機能確保と線形不良箇所の解消、救急搬送の時間短縮を図るとともに地域・観光産業の支援などの整備効果が期待される。

主催者を代表し登壇した河野知事は「九州中央自動車道の整備は着々と一歩ずつ進んでいると感じている。全体の予算をしっかりと確保して、1日でも早くこの命の道路の完成を目指していきたい」と挨拶。原田五ヶ瀬町長は「将来高速道路が通ることを町の活性化への起爆剤と捉え、様々な事業や取組みを行い町づくりにつなげていくことが最も重要である」と謝辞を述べた。

関係者らは、五ヶ瀬ハイランドスキー場のキャラクターユキオくんと高千穂町観光協会のマスコットキャラうずめちゃんとともに、着工の喜びと九州中央自動車道の更なる延伸への願いを込め鍬入れを行った。

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