九州中央道 早期整備訴え国交省に提言 熊本・宮崎両県の建設促進10団体 選出国会議員との意見交換会も

[caption id="attachment_7619" align="alignleft" width="300" caption="国交省で池田道路局長に要望書を手交する要望団"][/caption]

九州中央自動車道建設促進期成会をはじめとする熊本県と宮崎県の10団体は、九州中央自動車道の早期整備を求めるため、1月22日に国土交通省増田博行大臣官房技術総括審議官と池田豊人道路局長に面談し、「矢部~蘇陽」間、「平底交差点~蔵田交差点」間の計画段階評価早期着手、19年度道路関係予算所要額確保、九州中央自動車道及びアクセス道路の重要物流道路指定などを求める要望書渡を手渡した。

それに先立ち衆議院第二議員会館で行われた熊本・宮崎県選出国会議員との意見交換会には、九州中央道の重要性と早期整備を求める熱意を届けようと両県から22人が参加した。

梅田山都町長は「九州中央自動車道は、九州全体の経済を浮揚させる大変重要な路線。早期整備は喫緊の課題」と強く訴えた。

神話トライネットの会長渡邉正太郎延岡青年会議所理事長からは「熊本青年会議所と共同で九央道に関する事業を行っている。国に効果的にアピールするためにはどういったイベントをしたら良いか」という質問。

これに対し、長峯誠議員から「ギネスに挑戦するなどメディアの注目を集めるようなイベント企画」、坂本哲志議員から「九州中央自動車道に乗りましょう運動の展開」、矢上正義議員から「里帰りキャンペーンでこんなルートができましたということをSNS等で発信しては」など様々な意見が出た。

意見交換会に参加した後要望書を受け取った池田局長は「着実にペースアップを図れるように進めて行きたい。1日でも早く全線開通するようにと思っている」と応え、イベントについて「開通した先に行ってみようとか、地域で色々な交流をし、縁を深めていくともっと注目度が高まっていくのではないか」とアドバイスした。

要望参加団体

▽九州中央自動車道建設促進期成会[熊本県側](会長=梅田穰山都町長)▽九州中央自動車道建設促進期成会[宮崎県側](会長=読谷山洋司延岡市長)▽国道218号(五ヶ瀬~延岡間)整備促進期成同盟会(会長=甲斐宗之高千穂町長)▽九州中央自動車道建設促進沿線議会期成会[熊本県側](会長=工藤文範山都町議会議長)▽九州中央自動車道建設促進沿線議会期成会[宮崎県側](会長=佐藤裕臣延岡市議会議長)▽九州中央自動車道建設促進沿線議会協議会(会長=くつき信哉熊本市議会議長)▽九州中央自動車道建設促進民間協議会(会長=田辺成一山都町商工会会長)▽九州中央自動車道建設促進延岡期成会(会長=清本英男延岡商工会議所会頭)▽九州中央自動車道西臼杵利用建設促進まちづくり協議会(会長=後藤和博高千穂町商工会会長)▽神話トライネット(会長=渡邉正太郎延岡青年会議所理事長)

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