九州高速の早期整備と4車線化へ気勢 東九州・九州中央道7団体が合同総会

[caption id="attachment_5051" align="alignleft" width="300" caption="東九州道と九州中央道の整備促進で一致団結"][/caption]

東九州自動車道建設促進宮崎県央北部期成会、九州中央自動車道建設促進期成会(両会長=首藤正治延岡市長)など7団体は22日、宮崎県延岡市のホテルで、17年度総会を開催した。

会長の首藤延岡市長をはじめ、尾畑英幸美郷町長、佐藤貢日之影町長、内倉信吾高千穂町長、原田俊平五ヶ瀬町長など沿線首長や関係者約150人が出席。東九州自動車道の早期整備、九州中央自動車道の整備促進のため、今後さらに強力な運動を展開していく決議文を満場一致で採択し、参加者全員がこぶしを上げ、「がんばろう」三唱で気勢をあげた。

首藤会長は「東九州道では県南区間の早期開通、暫定2車線区間の4車線化等、九州中央道では整備率が16%と全国の路線の中でも最も低い状況と、まだまだ課題が残されている。南海トラフ大地震への備えという観点からも、両自動車道の早期整備及び、機能強化を早急に図っていかなければならない」と述べた。

議事では、東九州道の早期4車線化や全線開通に向け、官民一体で整備促進運動を展開するとともに、道路整備予算の確保や地方の意見を、国や各方面に強く訴えていくなどの運動方針を決めた。九州中央道については、引き続き早期全線開通に向け、地域住民と一体で、整備促進運動を展開していく運動方針を確認。官民一体の建設促進の大会開催や、政府、関係省庁に対し、提言活動を行うなど、今年度の事業計画案を満場一致で承認した。

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