伊勢原大山IC~新秦野IC間約13㌔ 新東名16日に開通

[caption id="attachment_12166" align="alignleft" width="300"] 秦野丹沢SA付近で執り行われた開通式[/caption]

新東名高速道路の神奈川県区間、伊勢原大山IC~新秦野IC間(延長約13㌔)が16日、開通した。大規模災害などの発生時に東名高速道路の代替路となる新東名が伊勢原市から秦野市まで延伸。これにより、新東名全長の約90%にあたる228㌔が開通し、新秦野~新御殿場間25・2㌔を残すのみとなった。

当日、秦野丹沢SA付近で開通式が執り行われ、整備したNEXCO中日本の宮池克人社長のほか、黒岩祐治神奈川県知事、高橋昌和秦野市長、髙山松太郎伊勢原市長等の沿線首長、地元選出国会議員として牧島かれんデジタル担当相、義家弘介衆院議員、後藤祐一衆院議員、三浦信祐参院議員など来賓も駆け付け、約400人が出席。待望の新東名の開通を祝した。

開通式では冒頭、主催者を代表して宮池社長が登壇。「地域の経済、文化のますますの発展が期待される。並行する東名や国道246号線の通行止めになった時は代替路として機能するなど、安全・安心に寄与する」と挨拶。新東名の残る区間、新秦野~新御殿場間についても言及し、「一部のトンネルで極めて脆弱な地質に遭遇するなど工事は難航しているが、関係者の総力を結集して、安全を最優先に、一日も早い開通を目指して全力で事業を進める」と語った。

続いて祝辞を述べた黒岩神奈川県知事は「繋がるべきところが繋がってこそが道路にとっては一番大事。今回の開通に続き、一日も早い全線開通を」と挨拶。新東名高速道路促進協議会の会長として、全通の実現に向け力を尽くしていくことを誓った。

この後、本線上で行われたテープカット、くす玉開披では宮池社長や黒岩知事等のほか、地元の小中学生らも参加し、通り初めの車両に笑顔で手を振っていた。

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