兵庫県内初 中国道・夢前スマートIC 9月26日供用開始へ

[caption id="attachment_2261" align="alignleft" width="300" caption="現況写真(15年7月21日撮影)"][/caption]

NEXCO西日本と兵庫県姫路市は5日、中国自動車道の夢前(ゆめさき)スマートICを、9月26日午後3時に供用を開始すると発表。県内初のスマートICとなる。

設置場所は、同自動車道の福崎IC~山崎IC間(兵庫県姫路市夢前町)。同区間は、20.4㌔と間隔が広くなっていたが、福崎ICから6.7㌔、山崎ICから13.7㌔地点に夢前スマートICが開通することで、高速道路が使いやすくなる。24時間利用可能で、大阪、広島方面とも全方向利用可能。スマートICへのアクセス道路は、同時開通する市道・置塩134号線。

09年2月、同スマートIC地区協議会設立。同年6月、国土交通大臣から連結許可を受け、同年9月に工事着手。総事業費は、約31億円。

この開通で、高速道路へのアクセスが向上し、姫路市北部の住民約2万人が、15分圏内で中国自動車道へ乗り入れが可能になる。また、同地域周辺の観光資源を活かした観光振興や、第三次救急医療への搬送時間が短縮し、人命救助に大きな役割を果たすなどの整備効果が期待される。

夢前スマートICから西宮北IC間の通常通行料金は、普通車1650円、大型車2620円。

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