北杜市 長坂~八千穂の早期事業化へ 中部横断道の新同盟会新設

[caption id="attachment_12218" align="alignleft" width="300"] 幅広い業種16団体で構成する新同盟会[/caption]

山梨県北杜市は13日、中部横断自動車道で唯一未開通となっている県境区間「長坂~八千穂」の早期事業化・早期着工に向けた新たな団体「北杜市中部横断自動車道建設促進期成同盟会」を設立した。北杜市、市議会、観光協会、農業協同組合、森林組合、トラック協会など幅広い業種16団体で構成する。

北杜市内で催された設立総会には、赤池誠章参議院議員、森屋宏参議院議員、内藤久夫韮崎市長、栁田清二佐久市長が来賓として出席。関係者など延べ170人が参集し、心をひとつにした。

会長を務める北杜市の上村英司市長は発起人挨拶で、「長坂~八千穂の建設促進は成し遂げなければならない最も重要な課題。南部区間が開通し、全線開通に向け、残る区間は北部区間のみ」と述べ、早期事業化に向けて地元北杜市一丸で取り組む姿勢を示した。
基調講演も行われ、甲府河川国道事務所の濱谷健太所長が事業の進捗状況を説明。その後、山梨県議会議員・北杜市観光協会会長の浅川力三氏と北杜市商工会会長・北杜市企業交流会会長の小野 光一氏が早期実現へ意見発表した。

中部横断道の整備促進を女性の視点で応援し続けている「北杜女性みちの会」小宮山ひろみ会長は「この道は市民の安全・安心を担う『命の道』。各種関係団体の皆様と連携を強化し建設促進を図って参りましょう」と声高らかに設立宣言した。

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