北近畿豊岡道・山陰近畿道早期実現促進大会 早期整備へ期待と願い 地元小学生の意見発表

[caption id="attachment_8570" align="alignleft" width="300" caption="関係者約千人が出席し熱気に包まれる会場"][/caption]

兵庫県の豊岡市、養父市、朝来市、香美町、新温泉町などで構成する北近畿豊岡自動車道・山陰近畿自動車道早期実現促進大会実行委員会(会長=世登道徳養父市民会議議長)は8月10日、兵庫県の豊岡市民会館文化ホールで、北近畿豊岡自動車道・山陰近畿自動車道早期実現促進大会を開催した。

都市部と地方部の均衡ある発展、但馬地域の活力ある地域づくり、災害時の地域の安全・安心の確保をより一層推進するため、北近畿豊岡自動車道並びに山陰近畿自動車道の全区間開通の早期実現や、今後の計画的かつ着実な事業推進などを関係機関に強く要望していく決議を採択し、世登会長らにより関係者へ要望書が手交された。

大会には、実行委員会会長の世登養父市民会議議長をはじめ、副会長の広瀬栄養父市長ら沿線自治体の首長、来賓に国土交通委員長の谷公一衆議院議員、兵庫県から荒木一聡副知事など関係者約千人が出席し、会場は熱気に包まれた。

主催者の世登会長は、北近畿豊岡自動車道日高豊岡南道路は来年度中の開通見通しが発表され、また、山陰近畿自動車道は浜坂道路Ⅱ期が昨年度事業化されたことについて謝辞を述べ「道路整備が滞ることなく、計画的かつ着実に推進するよう、来年度以降も引き続き十分な予算を確保して頂きたい」とした。

続いて来賓からの祝辞があり、その後、国土交通省の野田勝大臣官房審議官が「道路行政の現状と課題について」をテーマに基調講演。また地元小学校6年生の児童や地元で就職した方が、両自動車道の延伸による救急活動の向上や観光客の増加など、全線早期整備への期待と願いを込め意見発表を行った。

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