四国8の字ネットワーク 道路整備の着実な推進求め 国交省等へ中央要望

[caption id="attachment_7352" align="alignleft" width="300" caption="塚田副大臣へ要望書を手交する横山安芸市長"][/caption]

四国8の字ネットワーク整備促進四国東南部連盟(会長=横山幾夫安芸市長)は11月7日、四国8の字ネットワークのミッシングリンク解消や道路整備を着実に推進するため、国土交通省や財務省などを訪れ、中央要望を行った。

会長の横山安芸市長を筆頭に、松延宏幸東洋町長、上村誠北村村長、三浦茂貴海陽町長、影治信良美波町長など高知・徳島両県の関係首長と関係者50人は、10月19日開催の「道路整備の充実を求める四国東南部大会」で採決された決議を盛り込んだ要望書を、国土交通省の塚田一郎副大臣へ手渡した。

四国東南部では広域的な幹線道路が国道55号の一路線しかなく、災害時には長時間におよぶ通行止めを余儀なくされている状況であり、救急医療搬送や地域経済の発展や地域活性化などのほか、地域住民の生活などにも大きな支障をきたしていると説明。このことから、20年度開通予定の四国横断道・津田~徳島東、高知東部道・高知~高知南の着実な整備推進と、早期事業化に向けて、阿南安芸道・牟岐~野根の都市計画手続き、奈半利~安芸、野根~安倉の計画段階評価の早期完了、美波~牟岐の早期計画段階評価の早期着手などを訴えた。

塚田副大臣は「南海トラフ地震の発生が危惧されている状況の中、ミッシングリンクの解消は極めて重要だと認識している。都市計画を受けて、早期に事業化できるように、最大限努力していきたい」と述べた。

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