国道4号白河地区の渋滞解消へ「白河拡幅」4車線が全通。昨年12月17日、未開通区間開通で

国土交通省郡山国道事務所が整備を進めている「白河拡幅」(延長5.2㌔)事業の唯一未開通区間となっていた福島県白河市字六反山地内~同市字薄葉地内間(延長0.3㌔)が昨年12月17日午後3時、4車線で開通した。

国道4号白河地区の交通混雑解消を目的に、4車線拡幅、白河拡幅事業を進めてきたが、この開通で、一般国道4号「白河拡幅」延長5.2㌔は4車線で全線通行が可能となった。4車線拡幅の総事業費は約148億円。

白河市街地と東北自動車道の白河中央スマートICとのアクセスが強化されるほか、通勤時間帯の混雑が緩和され、通勤等の円滑な交通が期待される。

また、2車線区間では正面衝突などの事故リスクも高く、対向車への注意を払うため救急搬送時間も長かったが、4車線開通により、西郷村役場から白河厚生総合病院への救急搬送時間は、約3分短縮し、より迅速に安定した救急搬送が可能になる。

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