国道464号北千葉道路 西側区間の早期整備求める 石井国交相に要望活動

[caption id="attachment_4328" align="alignleft" width="300" caption="石井国交相に要望書を手交する森田千葉県知事ら"][/caption]

森田健作千葉県知事は11月21日、国道464号北千葉道路について沿線7市の市長・副市長らと国土交通省を訪問。石井啓一大臣に要望書を提出した。

北千葉道路は、東京外かく環状道路と国道16号、成田国際空港を最短ルートで結び、沿線にある千葉ニュータウン、成田ニュータウンを連絡する道路。全体43㌔のうち22㌔が開通済み。12㌔は事業中となっている。

今回は、残る未整備の9㌔を含む西側区間(市川~小室IC区間)の15㌔について▽広域高速移動強化のため規格の高い道路で整備すること▽早期事業化を図るとともに、全線の直轄編入を図ること▽有料道路事業制度を活用すること▽必要な予算の確保、などを求めた。

有料道路事業となれば、通行料収入を担保に金融機関などからの借り入れが可能となり、財源のハードルが下がり、早期整備が図れるという。

これに対し石井大臣は「国と県、高速道路会社等で構成する千葉県道路協議会を年内にも開催し、有料道路を活用した西側区間の整備案などをまとめたい」として、前向きな回答をした。

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