圏央道「八王子西スマートIC」機能強化工事へ起工式 埼玉方面への乗り降り可能に

[caption id="attachment_2005" align="alignleft" width="300" caption="鍬入れで早期完成を祈念"][/caption]

東京都八王子市は6月25日、首都圏中央連絡自動車道の「八王子西IC」を、北側の埼玉方面からも出入り可能にする改良工事の起工式を行った。

八王子西ICは、南側の中央自動車道への乗り降りのみのハーフICとして、07年6月に開通。開通以来、多くの地域住民等から、埼玉方面へのアクセス確保について要望があり、同市は整備を推進。同市が国交相に申請していた連結許可申請が13年6月に許可され、スマートICとして整備されることが具体化した。総工費は、八王子市とNEXCO中日本合わせ、約17億円。16年度の完成を目指す。

起工式には、石森孝志八王子市長をはじめ、NEXCO中日本の飯塚徹也八王子支社長や、地元関係者ら約100人が参加。鍬入れ等を行い早期完成を祈念した。石森市長は「圏央道八王子西ICのフル化が出来ることにより、この地域の利便性が向上し、企業進出にも追い風となる」と挨拶。同スマートIC開設により、同市内から、関越自動車道、東北自動車道へのアクセスが可能になり、利便性が向上。また、同市はスマートIC付近に物流系の企業を集積する計画を進めている。

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