圏央道・境古河~つくば中央間28.5㌔2月26日に開通 茨城県区間 待望の全通


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国土交通省とNEXCO東日本が共同で整備を進めてきた圏央道(首都圏中央連絡自動車道)境古河IC~つくば中央IC間28・5㌔が2月26日、開通した。これにより圏央道の茨城県区間の全線が開通。成田空港から湘南まで都心を経由せず直結され、東名、中央道、関越道、東北道、常磐道、東関東道の6つの放射道路が圏央道を通じて結ばれることになる。また、同区間には国内初の「高速道路ナンバリング」を明記した標識が設置された。

常総市地域交流センターで行われた式典には石井啓一国道交通大臣、橋本昌茨城県知事、廣瀨博NEXCO東日本社長のほか地元選出国会議員、沿線関係者ら約500人が出席。茨城県区間の全通を祝った。

冒頭、登壇した石井啓一国土交通大臣は「今回の開通で、圏央道の茨城県区間が全線開通するとともに、圏央道全体約300㌔のうち、約9割が繋がることになる。観光周遊の促進はもとより、東名から東関東道にわたる圏央道沿線に立地する約1600の大型物流施設においては、輸送時間の削減等により生産性の向上が期待されている」と挨拶。「圏央道をはじめとした三環状道路の整備は、日本の社会経済活動を支える上で非常に大きな役割を担っており、国交省としても早期全線開通を目指し、今後とも事業を推進していく」と決意を述べた。

「これまでは放射状の道路が使われてきたが、これからは環状型道路の時代がやってくる」と喜びの表情で語ったのは橋本茨城県知事。工場立地件数が3年連続で全国第一位となった県の状況を説明し、「圏央道沿線を基点に更なる企業立地が期待され。開通は暫定2車線だが、今後、多くの需要が見込まれる」として、4車線化の必要性を指摘した。

式典後、常総市三坂町地先の常総IC本線上で開通セレモニーが開催され、併せて国内初設置となる「高速道路ナンバリング」を明記した標識の除幕式も行われた。地元児童の手により幕が引かれると圏央道を示す「C4」と、接続する常磐道を示す「E6」の新標識がお目見え。関係者によるテープカット、くす玉開披の後、通り初めが行われた。

境古河IC~つくば中央IC間は土工区間が19・0㌔、橋梁区間が9・5㌔。暫定2車線で坂東IC、常総ICが設置された。90年に基本計画決定後、94年に事業化。03年から用地買収に着手し、06年から工事を進めてきた。
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