大分道「由布岳スマートIC」11月27日開通式典を挙行 県内で2カ所目の設置

[caption id="attachment_4396" align="alignleft" width="300" caption="テープカットで開通を祝う"][/caption]

大分県由布市、NEXCO西日本九州支社が整備を進めてきた、大分自動車道「由布岳スマートIC」が11月27日午後3時に開通した。大分県内では別府湾スマートICに次いで2カ所目の設置。この開通で、湯布院ICから由布岳スマートIC周辺の塚原地区への所要時間が短縮するなど、高速道路へのアクセス性が向上。広域的な交流が活発化し、観光客の増加が期待される。

同市湯布院B&G海洋センターで祝賀式が開催され、首藤奉文由布市長やNEXCO西日本の石塚由成代表取締役社長ら約100人が出席。首藤市長は「念願の開通を迎えるが、引き続き、本市の宝である観光資源を活用した施策に重点的に取組み、九州圏域全体の発展を図って参りたい」と挨拶した。続いて同スマートIC上り線で開催された開通式典では、出席者らがテープカットをした後、来賓や関係者を乗せた車両約20台が通り初めを行った。

由布岳スマートICは、湯布院IC~日出JCT間の由布岳PAに設置され、13年から工事着手。総事業費は約15億円。上下線とも24時間利用可能で、車長12㍍を超える車両を除く全車種対象。

同社は、1日当たり上下線で計7百台の利用を見込んでいる。

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