徳島自動車道付加車線設置事業「着工式」で 早期4車線化を!徳島県共同アピール

[caption id="attachment_10307" align="alignleft" width="300"] 「地域の活性化のため、早期4車線化を」と力強く共同アピール[/caption]

NEXCO西日本は4月22日、阿波市の交流防災拠点施設で、徳島自動車道の一部区間を試験的に4車線化する工事の着工式を開催した。また当日は徳島県、徳島県議会徳島自動車道整備促進議員連盟(会長=木南征美県議会議長)、徳島自動車道四車線化促進期成同盟会(会長=藤田元治美馬市長)が、早期4車線化を目指す共同アピールを実施。飯泉嘉門徳島県知事は「沿線の可能性を更に高めるため、早期4車線化を」と訴えた。

NEXCO西日本の酒井和広代表取締役副社長執行委員や飯泉知事、同議員連盟会長の木南県議会議長、同同盟会会長の藤田美馬市長ら関係者約120人が出席し、工事の安全を願い、鍬入れや万歳三唱を行った。飯泉知事は「1日も早く工事が完成し、徳島自動車道が安全、安心、また多くの産業の大動脈になり、発展することを心から期待する」と挨拶した。

今回4車線化されるのは阿波PA付近の7・5㌔区間の暫定2車線区間。徳島自動車道は現在、暫定2車区間が全線の約8割を占め、正面衝突事故や異常気象による全面通行止めが頻発発生するなど利用者の安全性などが課題となっており、4車線化による渋滞緩和や事故減少などの効果を検証することが狙い。

続いて、徳島自動車道の早期4車線化を目指す共同アピールでは、地元の観光・農業・運送業界の代表が意見発表を行った。徳島自動車道は、徳島県の経済や産業の発展、観光振興はもとより、物流の大動脈としても不可欠な重要な道路であるとして、早期4車線化の実現に向け、ガンバロー三唱をして気勢をあげた。

パーマリンク