整備局が県に素案 四国横断道・佐賀~四万十間 新規事業化へ一歩前進

[caption id="attachment_3969" align="alignleft" width="300" caption="素案は森本道路部長から福田土木部長(右)に提出された"][/caption]

国土交通省四国地方整備局は8日、高知県黒潮町と四万十市を結ぶ四国横断自動車道・佐賀~四万十間の都市計画決定に必要な事業者素案を高知県に提出した。今後、県では素案を基に都市計画案を作成し、早期事業化を目指す。

佐賀~四万十間(総延長約22㌔)は四国8の字ネットワークで高知市と四万十市をつなぐルートのうち、唯一事業化されていない区間。四国地方整備局によると、13年12月から有識者委員会で検討を開始し、昨年4月に概略ルートが決定。同日、県庁を訪れた同局の森本励道路部長は詳細なルート、トンネル、IC等について示した素案を提出した。

これを受け、尾﨑正直知事は「沿線の四万十市や黒潮町と連携し、新規事業採択に必要な都市計画決定手続きが着実に進むよう努力する」とコメント。8の字ネットワーク全体の早期整備に強い意欲を示した。

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