新名神・四日市~新四日市間、東海環状・新四日市~東員間 8月11日開通 三重県内で初の東海環状道

[caption id="attachment_3888" align="alignleft" width="300" caption="東員IC付近本線上でのセレモニー"][/caption]

新名神高速道路・四日市JCT~新四日市JCT間(延長4.4㌔/4車線)と、東海環状自動車道・新四日市JCT~東員IC間(延長1.4㌔/2車線)が8月11日午後3時に開通した。いなべ市内の産業集積地から、港湾への所要時間が短縮し、物流効率化や渋滞解消などが期待される。

三重県東員町の東員町総合文化センターでは開通式典が開催され、東員IC付近の本線上で行われたセレモニーには、鈴木英敬三重県知事や国土交通省中部地方整備局の塚原浩一局長、関係市町村の首長、島田佳和衆院議員ら県選出国会議員など関係者約250人が参加。

鈴木知事は「県内初の東海環状道の開通であり、東員町内で初のICと、初物尽くしのめでたい日。東員ICから四日市港、名古屋間、名古屋港まで約17分所要時間が短縮することから、物流コストが削減されるなど、新たな国際協力を生み出す大変有意義な道路開通である」と祝辞を述べた。

東員IC付近の本線上のセレモニーでは、開通した高速道路をひと目見ようと、多くの地域住民も参加し、関係者らとともに、くす玉開披やテープカット、風船を青空へ飛ばすなどして開通を祝った。また、県警の白バイを先頭に、50台の車両が通り初めを行った。

なお、この開通に伴い、NEXCO中日本桑名保全・サービスセンター(折原俊彦所長)は同日午後2時半から、東海環状自動車道の東員ICで、一番最初に通過する5台の利用者に、記念品と通行証明書の贈呈式を行った。

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