新大宮上尾道路建設促進期成同盟会 国への要望活動実施 新大宮上尾道路早期完成と事業予算の確保を訴え

[caption id="attachment_12556" align="alignleft" width="300"] 清水さいたま市長ら要望団が財務書の坂本主計官に要望書を手交[/caption]

新大宮上尾道路建設促進期成同盟会(会長=清水勇人さいたま市長)は7月29日、東京・平河町の都道府県会館で総会を開催。総会後には国への要望活動を実施し、新大宮上尾道路の早期完成と事業予算の確保を訴えた。

要望活動では、会長の清水勇人さいたま市長、小野克典桶川市長、三宮幸雄北本市長、山本悟司埼玉県副知事ら要望団は、国土交通省で吉岡幹夫技監、丹羽克彦道路局長、財務省で坂本成範主計官と面談。要望書を手交した。

清水さいたま市長らは事業中の首都高・与野JCT~上尾南出入口区間の早期完成を強力に推進し、上尾南出入口から圏央道までの未事業区間の早期事業化を要望。また、国道17号沿線地域の安全で円滑な交通確保や、さいたま新都心の災害拠点機能を最大限発揮するため早期開通に必要な事業費の確保のほか、「防災・減災・国土強靱化のための5か年加速化対策」に基づき、計画的な事業進捗を図るための予算の安定的確保などを求めた。

これに対し、国土交通省の吉岡技監は「本路線は早期に整備すべき路線と認識。有料事業も活用しながら一般道も含め、早期に整備できるよう頑張っていきたい」、丹羽道路局長は「埼玉は人口密度が高く車もあふれており道路は足りていない。基幹となる道路を早期に整備する必要がある」、坂本主計官は「依然として厳しい財政事情であることから、防災面やネットワークによるどのような成長効果、経済効果があるのかをしっかり見極め、メリハリをつけて進めたいと考えている」と応じ、前向きな姿勢を示した。

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