新山梨環状道路北部区間の整備 有料導入で都計変更へ

関東地方整備局・甲府河川国道事務所は1月20日、第2回「新山梨環状道路連絡調整会議」を開催し、事業を進めている新山梨環状道路の北部区間、桜井JCT~宇津谷交差点、延長約17㌔について協議。NEXCO中日本との合併施行による有料道路事業の導入を想定し、3月以降、都市計画変更に向けた説明会を開催することなどが確認された。

新山梨環状道路は、甲府都市圏を環状で結ぶ全長約43㌔の道路。既に南部区間と、中部横断道の一部として西部区間が開通済みで、現在は東部区間の整備が進められている。同区間は将来的に国道140号と一体になり、山梨から埼玉県秩父を経て関越道・花園ICに至る高規格道路、西関東連絡道路の一部を構成する。

北部区間については、国道20号のバイパスとして国が主体となり事業を進めているが、約17㌔のうち、4・5㌔が未だ事業化されていない。

同区間では山岳部を含み、トンネルや橋梁が複数必要となることが想定されている。建設費が増大する等から、昨年12月の調整会議では「未整備区間を新直轄方式と有料道路方式を組み合わせた事業手法に変更してほしい」との要請が出され、関東地整で有料道路事業を前提に検討が進めていた。

今回の調整会議では、都市計画を変更するにあたり、道路区分を第3種1級から、高速道路等に適用される第1種3級に見直すことが示された。

道路の幅員や構造も見直す。幅員は18・25㍍から20・5㍍に拡幅。有料道路事業の導入を考慮し、桜井IC、牛句IC、甲斐IC・JCTに料金所を設置する計画図も示された。

また、中央道が重要物流道路にしてされたことを受け、同道と接続する甲斐JCTについてコンテナ車等が通行可能となるよう、建築限界を従来の4・7㍍から5・0㍍とする。

今後は都市計画の変更手続きを進め、3月以降に地元説明会の開催が予定されている。都市計画審議会などを経て、正式に都市計画が変更、告示される見込み。

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