早期整備と関係予算確保など求め合同総会 東九州自動車道建設促進宮崎県央北部期成会・九州中央自動車道建設促進期成会

[caption id="attachment_10303" align="alignleft" width="300"] 「がんばろう」三唱で気勢を上げる参加者[/caption]

東九州自動車道建設促進宮崎県央北部期成会と九州中央自動車道建設促進期成会の合同総会が5月21日、延岡市のエンシティホテル延岡で、開催された。

両期成会会長の読谷山洋司延岡市長をはじめ、梅田穰山都町長など両自動車道の沿線市町村の首長、議長ら関係者約150人が出席し、東九州自動車道の早期整備や、九州中央自動車道の整備促進、19年度の道路関係予算の所要額の確保などを求める決議文を採択し、「がんばろう」三唱で気勢を上げた。

読谷山延岡市長は挨拶で「両自動車道の整備により、沿線地域に様々なストック効果を実感しているが、東九州道では、宮崎県南区間の早期開通、暫定2車線区間の4車線化等の課題が残されている。九州中央道についても、未事業化区間が多く残されている。両自動車道の早期整備に向け、全力を尽くしていく」と力を込めた。

九州中央自動車道は今年度、小池高山~北中島間(延長10・8㌔)と、末市交差点~深角間(延長2・8㌔)が開通予定であり、整備率が昨年度の16%から30%に上がるとしながらも、全延長95㌔のうち、未事業化区間が約45㌔もあるため、全線開通の目処は全く立っていない状況。今年度も引き続き、両自動車道の早期整備を図るため、官民一体となった建設促進大会の開催や、政府・関係省庁に対し、合同・個別の提言活動を行っていく事業計画を満場一致で承認した。

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