東九州自動車道 大分宮河内IC~臼杵IC間6.8㌔ 4車線化工事始まる 大分市で着工式 早期完成と安全を祈念

東九州自動車道・大分宮河内IC~臼杵IC間6・8㌔の4車線化工事が始まった。NEXCO西日本は3月10日、大分市の日本製鉄体育センターで着工式=写真=を行い、関係者約120人が出席。事業の円滑な進捗と早期完成、工事の安全を祈念した。

東九州道で西日本が管理する中津~佐伯間(104㌔)のうち、4車線で供用されているのは速見~大分宮河内間(38㌔)で、ほかは一部で追い越し車線はあるものの、2車線区間となっている。

国では暫定2車線区間のうち、渋滞や事故等の恐れが高い区間を4車線化の「優先整備区間」と選定。大分県内では中津~宇佐間を除く2車線区間の多くが対象となっている。今回着工する区間のほか、宇佐~院内間(4・6㌔)と臼杵IC付近の6㌔で4車線化工事が行われている。佐伯弥生PA~佐伯間(3・3㌔)では着工に向けた調査や設計が進んでいる。

着工式では佐藤樹一郎大分県知事が「東九州道の県内全面4車線化に向けて大きな一歩」と挨拶。佐藤知事のほか、足立信也大分市長、中野五郎臼木市長、森戸義貴九州地方整備局長、前川秀和西日本社長らによる鍬入れが執り行われた。

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