[caption id="attachment_6276" align="alignleft" width="300" caption="日南北郷ICで行われたテープカット"]
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東九州自動車道・日南北郷ＩＣ（宮崎県日南市北郷町郷之原）～日南東郷ＩＣ（同市大字東弁分乙）間（延長９㌔、暫定２車線）が11日午後４時に開通した。
日南市北郷農村環境改善センターで開催された開通式典には、増田博行九州地方整備局長、河野俊嗣宮崎県知事、﨑田恭平日南市長や地元住民など関係者約３００人が出席。河野知事は「東九州自動車道の開通していない区間約84㌔のうち、今回の開通区間９㌔は10％であるが、この９㌔は県南区間及び全線開通に向け大きな飛躍となる」と挨拶した。
式典の後、関係者らは日南北郷ＩＣへ移動し、テープカットやくす玉開披、通り初めやパレードで開通を祝った。
開通区間は通行無料。片側１車線で規制速度は時速80㌔。総事業費は約２００億円。国土交通省宮崎河川国道事務所によると、宮崎市役所から日南市役所までの所要時間は約１時間で、日南海岸沿いの国道２２０号を通る場合に比べ、約９分短縮されるほか、地元企業誘致や定住促進、新たな周遊観光ルート形成の支援、さらに災害時には、信頼性の高い代替路としての機能を発揮する整備効果が期待される。
