東北道・上河内SA(上) 地元高校生考案 ネズミザメの切り身「モロ」を使った「モロバーガー」を販売

[caption id="attachment_10375" align="alignleft" width="300"] 地元高校生が考案。最終の試食会[/caption]

ネクセリア東日本は30日から、東北自動車道・上河内SA(上)で、地元の高校生が考案した、栃木県民に昔から親しまれているネズミザメの切り身「モロ」を使ったハンバーガー「モロバーガー」の販売を開始する。

栃木県では昔から、ネズミザメの切り身を「モロ」と称し、フライや煮つけなどで食されてきた。この郷土食「モロ」の美味しさを、より多くの人に知ってもらおうと、栃木県立宇都宮商業高等学校ビジネス研究部の生徒らが発案。学校法人三友学園IFC栄養専門学校と協力してレシピを作り、「モロ」のフライを具にしたハンバーガーを共同開発し、完成させた。珍しい食材「モロ」のフライは、魚のフライよりも食べ応えがあり、鶏肉に近い食感。

今月8日に、同SAで同高校の生徒7人と関係者らが参加し、最終の試食会を開催。チキン南蛮ソースと中華風の甘酢ソースを食べ比べ、最終的にモロの味を引き立てていることなどから、甘酢ソースを採用した。

販売されるのは、「モロバーガー」(甘酢ソース)450円、あさやホテルオリジナルのカレーソースをトッピングした「モロカレーバーガー」、チェダーチーズをトッピングした「モロチーズバーガー」各5百円の3種類。販売開始の30日は、同SA特設コーナーを設置。考案した生徒らも駆けつけ、店員らと一緒に販売を行う。

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