東温スマートIC整備など 国交省に18年度事業化求める 愛媛県・松山市・東温市

[caption id="attachment_6349" align="alignleft" width="300" caption="高橋国交政務官に要望書を手交する加藤東温市長"][/caption]

愛媛県、松山市、東温市は2月27日、加藤章東温市長を筆頭に高橋克法国土交通大臣政務官と面談し、「松山外環状道路インター東線」と「四国縦貫自動車道・東温スマートIC」の18年度新規事業化を求める要望を行った。

松山外環状道路は、松山都市圏の交通渋滞の緩和、物流の効率化、交通拠点や観光地へのアクセス性向上などを目的とした道路であり、16年12月のインター線全線開通に続き、えひめ国体前には空港線の側道部が松山空港付近まで開通するなど着実に整備が進められている。すでに、渋滞緩和などの効果が発現しており、松山都市圏の東西軸で唯一のミッシングリンクとなっているインター東線の早期整備への期待が高まっている。

一方、東温スマートICは四国縦貫道・松山~川内間に整備を要望しており、16年5月には新規準備段階調査箇所に選定されている。複数の大規模病院や陸上自衛隊駐屯地、県警機動隊基地が近隣に立地しているほか、東温市による新たな工業団地計画の企業誘致を図る誘発剤として1日も早い事業化が熱望されている。

この日、加藤市長は「県内の新たな雇用、地域活性化の大きな柱であり、市民も待ちわびている」と力説。高橋政務官も「必要性は理解している。我々も一緒にしっかり汗を流したい」と応えた。

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