石川県内初の本線直結型「能美根上『のみねあがり』スマートIC」3月25日開通へ

[caption id="attachment_5989" align="alignleft" width="300" caption="能美根上スマートIC"][/caption]

石川県能美市とNEXCO中日本はこのほど、県内初の本線直結型スマートICとなる北陸自動車道「能美根上スマートIC」を3月25日午後3時に開通すると発表した。この開通で、北陸自動車道が通過する県内全ての市にICが整備される。

能美根上スマートIC(石川県能美市吉原釜谷町)は、北陸道・小松IC~美川IC間(延長11・0㌔)の小松ICから6・1㌔、美川ICから4・9㌔地点に設置され、福井・富山両方面、24時間利用可能。アクセス道路は、市道木曽街道線。15年6月に連結許可、翌16年6月工事着手。総事業費は約29億2千万円。

現在、能美市内で高速道路ICアクセス10分圏内の人口は約2割だが、今回の開通により、約8割にまで改善され、高速道路利用者の利便性が大きく向上する。また、災害時には避難路、救急搬送路または物資輸送路としても重要な役割を担う北陸道などの緊急輸送路への連結が強化され、広域的な災害時ネットワークが確保される。さらに、能美市内から金沢市の高度医療施設への搬送時、同スマートICから北陸道を利用することで、短時間での搬送が可能になり、救急医療活動が向上するなどの整備効果が期待される。

能美根上スマートICから富山IC(78・7㌔)までの通常通行料金は、普通車2250円、大型車3610円。

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